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社名の由来

以前勤めていた出版社が老舗だったため名前が長く(実業之日本社)、領収証をもらうときに「お宛名は?」といわれてからが大変でした。「ジツギョウノニホンシャです」と言っても、必ず「漢字は…?」と尋ねられます。しかも説明がけっこうめんどくさく、特に「之」は「コレという字です」というと「是?」と間違えられるし、「キノツラユキのユキです」と言ってみたときには「誰ですかそれ」みたいな感じに……。
そのように、長年領収証をもらうときに苦労したため、自ら会社を設立するときは「絶対に領収証をもらいやすい社名にしよう」と考えました。会社を登記する前には、法務局で類似商号調査というのをするんですが、ここ糸満には企業が少なくてどんな社名でも付け放題でした。第一案は「イトマン」でしたが(これも類似商号調査クリア)なんだかどこかの商社みたいです(現在は住金物産に吸収合併されて消滅していますが)。
そこで、糸満に「クリエイティブ」をつけて社名としました。かなりバカみたいな社名になることは覚悟の上で、ともかく領収書をもらいやすいことを主眼としています。
ところが……。
沖縄県内で「糸満」が書けない人はどんな商店やスーパーのレジに行ってもいませんが、東京に出張したときは大問題! こんな田舎のCityの名前を漢字で書けないのはごく普通です。そんなわけで、いまだに領収証をもらうときには努力が必要という罠が待っていました。